韓国 昌原競輪場
창원경륜
チャンウォン・キョンニュンジャン
Changwon bicycle race track

2015年07月05日 チャレンジ


2007 FIFA U-17ワールドカップの会場として使われた昌原総合運動場
ナイジェリアがPK戦の末スペインを下し、ブラジルと並ぶ3回目の優勝を果たした場所である

その一角にある昌原(チャンウォン)競輪場を目指した

しかし、そのサイト(これ)を眺めてもまったく競輪の匂いすらしない
そこで日本語検索ではまったく近づけないので
”昌原 競輪 スケジュール”を翻訳ソフトで韓国語に翻訳し”창원 경륜 스케줄”
このハングル文字をネットで拾い
一瞬にして答えが出た→開催スケジュール


私の宿泊先の釜山から、ずいぶん離れている



向かう手段として
①タクシー②電車③バス

①のタクシーに乗り



このメモを見せれば簡単に行けるだろうが、諸先輩たちが経験したサイトをみるとタクシー代金は約50,000ウォン
外貨を稼ぐために向かう私には無駄な出費にみえた

②電車もしくは③バスのどちらか
出来れば時間も十分にゆとりがあるので両方にチャレンジしたかった
どちらを選んでも着く場所は近い



航空機の窓から見る限り、近いうちに仁川(インチョン)に追い越されそうな昔の風情を残す韓国第2の都市釜山(プサン)
そこの地下鉄は昌原までは伸びてなく
②の電車で行くには高速鉄道を利用するしか無い
一時間に一本あるかないかの路線時刻表を眺めながら
バスを利用して昌原(チャンウォン)競輪場に向かう手段③を選んだ


路線バスは安い
調べた時点で3,500ウォン



しかし宿泊先のバス停から離れた昌原(チャンウォン)バスターミナルに向かうにはかなりな試練!
地元の人でも路線バスに乗るには、地理感が無ければ難しいらしい・・


一度、地下鉄で空港まで戻り
そこからリムジンバスで昌原(チャンウォン)バスターミナルを目指す事にした

このルート(↓)



空港からのバスなら切符を買うとき日本語を話せる人もいるだろう


早起きして宿泊ホテル近くの駅、凡一(ポミル)から地下鉄でチャガルチ駅に移動
韓国内きっての有名な海鮮市場のチャガルチ市場で、これから挑む昌原(チャンウォン)競輪場での勝負の色を選ぶ

     

カニやらブリやら
の色が圧倒的に目につく
今日は
赤3青4

そして、となりの南浦(ナンポ)駅まで歩き
そこから市内バスに乗り、釜山のマチュピチュと称される観光スポットの甘川洞文化村に移動し

  

黄5緑6もおさえた方が良いと気付く


充分に景色も満喫し逆ルートで地下鉄駅までもどり
金海(キメ)国際空港のバスターミナルの一番乗り場の昌原(チャンウォン)馬山(マサン)方面行のバスに乗った

念のため、このメモをリムジンバスの運転手に見せた



料金8,000wは中で回収係りの人が回ってくる、馬山(マサン)?昌原(チャンウォン)?と聞かれるので
昌原(チャンウォン)と答えれば良い

高速道路を30~40分ほど走っただろうか


  

高速を降り、市街地を走り大きな都市に着いた



バス内アナウンスで「ツギハ?チャンウォン#%」との放送があり
降りようとした所、運転手に止められた

その次の「ツギハ?チャンウォン&*%」のバス停でも運転手から「マテ」の合図と
「ターミナル?」
の声がかかり「ターミナル!」と答えた
「事前に昌原バスターミナルに行きたい」とハングル文字で書いたメモを見せてて良かった

「ココダヨ」の合図で降りた昌原駅



駅から競輪場までは歩けない距離でもない



でも”おけら街道”は負けた時、帰りに歩く道だと考えその試練は後回しとし
タクシードライバーに昌原競輪場 창원경륜と書いたメモを見せ、なんとかたどり着いた



今日の目的は撮影禁止の韓国競輪場でのレース画像の紹介
”隠し撮りをすべて消された”とのネット情報もみた
昨日、釜山金井競輪場の責任者と偶然会話が出来、インフォメーションに行けば撮影の許可が出るだろう
その連絡がついているはずだ、その内容はこちらのレポートです

その前に、本日のスケジュール

  13:05から釜山金井競輪場の1Rが始まる
もちろんモニター観戦
14:40から光明競輪場の1Rが始まり
15:52からここ昌原競輪のレース
4~12Rが始まり、その後光明競輪場の
12~14R

最終20:10まで
全19R楽しめるといった番組だ

ここでマークシートの記入例の説明だが



日本人用に用意されているチラシがあり、判りやすく記されている
インフォメーションに行って日本語会話すれば頂けると思うので省略したい



     
昌原競輪場で購入した光明競輪場の車券
1Rの3連復2,3,7を1000wで購入
昌原競輪場で購入した釜山金山競輪場の車券
3Rの2連復、2=5、2=6、5=6をそれぞれ10,000w
昌原競輪場購入した昌原競輪場の車券
4Rの3連復5,6,7を1000wで購入


写真撮影の許可を取るためにインフォメーションに行ってみた
ところが
「日本語話せる方いますか?」
「イマセン」

そして、その女性から渡されたのが、上の記入方法が丁寧に日本語で説明された「初心者の為の説明書」のチラシ

先に進めない、レースの写真を取りたいだけなのに・・・

そこで昨日頂いた釜山金井競輪場の責任者の方の名刺を見せ
「電話してください」と身振り手振りで伝えてみた
日本の○○(←私の名前)が来たと伝えてほしい
そして
その電話の会話で内容が伝わったのか事態は急転した

その後、内線で呼び出したフロアー責任者のような方がみえ

私に「マッテ、ココデマッテ」の素振り
そして無線で何かの指示をして
片言の日本語が話せる若いスタッフが駆けつけた


「実際に競走しているレースの画像を取りたい」
「ナニノモクテキデスカ?」
責任者との間に挟まれての通訳である
「コレクションです、日本の競輪場を回り終え韓国の競輪場3ヶ所にチャレンジ中です」
「競輪場は韓国と日本にしか無いのです」
などなど伝えた

それがフロアー責任者のような方に伝わり
その方が、また無線で誰かに説明している

何とか許可が出たみたいで、ここ昌原競輪場のレースが15:52から始まるので
15:40に、再度インフォメーション前で待ち合わせる事にした

その昌原競輪場でのレース開始時間まで2時間以上ある

かるく食事を済ませ



場内を見学し

 売り場(対面販売)  室内モニター
ドームなので周りの通路各所にモニターが設置されている 開始時間を待つ観客たち

他場で開催されている競走にも投票し、大型モニター画面でレースを楽しみ待ち合わせの時間(昌原競輪場の第1R)を待った



以上、紹介した画像のすべては隠し撮り?致しました
申し訳ございません


そして、待ち合わせの15:40にインフォメーションに行くと
フロアー責任者?が待っていてくれて無線でカタコトの日本語が話せるスタッフを呼んでくれた

そして責任者からの通訳
「フラッシュハダメデス、キンシサレテマス」
「カンキャクニシャッターノオトガキコエナイバショデ、トリマショウ」

そして案内された場所が
一番上の観客席


そのスタート画像



そして、ゴール寸前の画像です



隠し撮り?の方が手振れもせずに上手に撮れたと思う


その後、「ありがとう」と伝えレースを楽しもうとした私に「マッテ」がかかった
「イマ、セキニンシャガクル」「マッテ」

その責任者の姿は前方に見えていた
なにやら無線で話をしている
5分ほど足止めされ、その責任者が近づいてきた

まさか、画像の確認か・・・


「イッショニキテ」と言われ”STAFF ONLY”と書かれた鉄の扉の奥のエレベーターに乗り
ある部屋に案内された


そこで、この競輪場の理事長を紹介された

個人情報の観点から名刺のアップはしないが

「アニョハセヨ」と握手をかわし
いろんな質問を頂き、いろいろな会話が出来た
もちろん、片言の日本語が話せる秘書を間においての会話である
また
私を案内してくれたフロアー責任者?と若い片言日本語が話せる青年が
「デハ、シツレイシマス」と言って席を立とうとした時
理事長は「モウスコシイナサイ」と引き留めた

特に興味を示されたのは
「カンコクケイリンハ、タノシイデスカ?」
「ニホンノ、ケイリントノチガイハ?」
であった

あっという間に時間が通り過ぎ
「キョウハ、サイゴノレースマデイマスカ?」
「いえ、十分楽しめたし観光もしたいので最後まではいません」

そして、あす日本に帰ると言った私に
「モウ、2~3ニチステイデキマセンカ?」

「カンコクデ、ハタラキマセンカ?」
など、おっしゃってくれた

わかれ際にお土産まで頂いた

  

このマグカップは大切にしたい

その部屋を出るときに、私を案内してくれたフロアー責任者?と若い片言が話せる青年が言ってたが
彼らも初めて入った部屋だそうだ

その後、レースを楽しみ
逆ルートで釜山市内まで戻り、最後の夜を楽しんだ



창원 경륜장의 관계자님
또, 여러가지 장소에서 만날 수 있었던 여러분 덕분에
즐거운 여행을 할 수 있었습니다, 정말로 감사 드리겠습니다
감사합니다



以上、昌原競輪場のレポートです